Hyperloopの研究施設、Toulouseへ

カルフォルニアに拠点を置き、未来型超高速交通システムを構想するハイパーループTT社が、トゥールーズに研究開発拠点を設置する。1月24日、同社の代表、Bibop Gresta氏は、オクシタニ州、トゥールーズ都市圏議会、そしてフランス政府と協定の調印式に臨んだ。研究開発拠点として選ばれたのは、トゥールーズ南部に位置するフランカザル空軍基地跡地(Cugnaux市)である。 

Gresta氏は、トゥールーズを選択した理由として、「活発な航空産業」と「イノベーションに適したエコシステム」の存在を挙げ、「極めて合理的な選択」であったと表明。

 

一方、オクシタニ州のデルガ議長は、同州を「フランスのシリコンバレーにしたい」との意欲を見せる。オクシタニ州では、域内総生産の3.8%が研究開発に投じられており、フランスでもトップレベルのイノーベーションが活発な地域だ。


州政府は、今回のプロジェクトに対し、不動産やR&D関連で1〜5M€の支援を行う予定。また、同社は、国の制度であるタックスクレジットを利用し、約15M€の実質的な補助金が得られる見込みである。さらに、立地場所となった空軍基地跡地の利用についても国の便宜が図られた。

 

同社は、現在、資本調達を進めているが、今後5年間に約40Mユーロを投資すると表明。また、当面は、新規雇用として50人の採用を準備している。

 

(注)同交通システムは、Maglevと言われる技術を使い、真空に近いチューブの中にある列車を磁力の作用によって推進力を作り出して動かす。同社によれば、時速1100キロ以上に達する。

(記事ソース)/http://objectifnews.latribune.fr/