フランスの魅力と特殊性

フランスは欧州の大国です。欧州第二の人口を有する先進国フランスの成熟した市場で成長のチャンスを掴むことで、フランス語を母国語とする欧州各国の市場、アフリカ・フランス語圏の市場へのアクセスも視野に入ってきます。

 一方、日本人の目から見れば、フランスも欧米諸国の一国。北米、イギリス、ドイツなど、他の欧米諸国と同じような感覚で見てしまいがちです。また、アメリカやイギリス、あるいはアジア諸国とのビジネス経験、駐在経験があるような場合、国際スタンダードをあてはめて考え、フランスでも同じやり方で大丈夫だと思い込む傾向にあります。

 

しかし、フランスは、アングロサクソン系と異なる独自のビジネス文化を持っています。アメリカ型のグローバルスタンダードを受け入れがちな欧州の小国や、アジア諸国と一線を画しているのです。  欧州の大国、フランスで成功するためには、他国以上に、社会、経済、政治などの仕組みについて学び、この国を深く知ることが大切です。

 

フランスでビジネスを行うときの課題は、まず、第一にフランス語です。

 

最近はずいぶん改善したとはいえ、他の欧米諸国と比べて、まだ英語を話せる幹部の割合が低いと言えます。日系企業とビジネスをする「エリート層」が総じて流暢な英語を話すアジア諸国とも異なります。また幹部は英語が話せるが、経理など少し職階が下がると英語ができず困るという話もよく聞きます。

 

言葉の問題に加え、主に次の二つの課題に日本企業は直面します。すなわち、法制や、市場環境などのビジネス環境全般とビジネス文化です。前者のビジネス環境としては、労働者保護が強い労働法制など、日本との違いは少なくありません。また、文化の違いのため、ビジネスチャンスはあるのに、お互いに理解しあえず、悪くすると相互不信が高まり、せっかくのビジネスチャンスが失われてしまうこともあります。

 

私たちは、取引関係の改善、商品・サービスの輸出計画、現地事業の立ち上げなど、皆様のビジネスプロジェクトをともに検討し、フランスにおけるこれまでの様々な分野でのビジネスシーンの経験を踏まえて、実践的で的確なアドバイスを致します。

 

これら実践的なコンサルティングは、法務や財務、現地ビジネスコンサルタントとの提携によって、トータルで隙間のないビジネスサポートを提供させて頂いております。

  

 

また、フランスでビジネスを行う日本人駐在員向けに、異文化マネージメント研修を実施しており、豊富な具体例を挙げながら、フランスにおける人事、組織管理や、フランス人との交渉の要諦について学んで頂くことができます。また、日本の企業風土を理解して頂くために、日系企業に勤務するフランス人向けの研修も行っております。