スペイン・カタルーニャ州と経済協力強化

2月19日に、オクシタニ州議長のDelga氏は、地中海沿岸に位置するナルボンヌで、スペイン・カタルーニャ州議長のPuigdemont 氏と会い、ピレネー山脈を挟んだ両州の経済協力協定の締結に向けた覚書に調印した。

これまで、カタルーニャ州は、隣接する旧ラングドック・ルシオン州、旧ミディ・ピレネー州とそれぞれ経済協力協定などを結んでいた。この度、両州が合併、オクシタニ州が誕生したことを踏まえ、新たな協定を結び、両地域の経済的結びつきをさらに強化したい考えだ。


トゥールーズには、バルセロナ港湾施設の機能を内陸部に備えた施設、Terminal martime de Toulouseが約10年前に設置されている。

 


両地方政府は、技術革新や環境政策、雇用対策など幅広い分野で協力関係を高めるため、この夏までにその具体的な方向性を固める意向。その中でも重要な課題として挙がっているのが、両地域をつなぐ鉄道の高速鉄道化の推進だ。

 

もともとブラッセルからマドリッドまで高速鉄道でつなぐ計画があり、一部は供用開始されている。しかし、フランス側では、オクシタニ州に位置するモンペリエ - ペルピニャン間など、事業化に向けた国内手続きが済んでいない箇所がある。Delga氏としては、これら交通網の整備などを通じて、欧州の地域でも経済的に豊かなカタルーニャ州と連携を深め、オクシタニ州の経済的ポテンシャルをさらに高めたい考えだ。

 

カタローニャ州の人口は約750万人、域内総生産は2150億ユーロ。オクシタニ州の人口約540万人、域内総生産1520億ユーロ。オクシタニ州の人口及び域内総生産は、兵庫県のそれに極めて近い。ただし、面積は約9倍。

 

Source : http://objectif-languedoc-roussillon.latribune.fr/economie/collectivites/2017-02-20/la-catalogne-et-l-occitanie-vont-accroitre-leur-cooperation.html