トゥールーズ 漫画・アニメスクール

2016年9月、トゥールーズに、マンガ・アニメ国際スクール(l'École internationale du manga et de l'animation)が開校。略称 Eimaと呼ばれる、フランスで二つ目の本格的なマンガ・アニメ スクールだ。同校は、クレール・ペリエ氏が設立。子どもの頃からデッサンに夢中になり、美術の先生を経て、マンガの道に入る。 このほど、学校設立のプロジェクトが評価され、トリビューン社の新人起業家賞(メディア・文化部門)を獲得した。

ペリエ氏は32歳。同世代が誰でも知っている番組、ドロテ・クラブで放映されるアニメを見て育った。その中でも「ナルト」は、彼女に決定的な影響を与える。

フランスにも漫画の伝統はあるが、読者は第三者として話を追う要素が強い。マンガは、読者がストーリーの中心に置かれている感じがあるという。映画的手法で、メッセージが効果的に伝わるところに魅力を感じた。


ペリエ氏は 2010年に美術の先生に就任、休み時間などを利用して生徒に漫画を教えていた。これが大好評となり、2012年からは校外で学校を開くことに。こうしてEimaの前身である「トゥールーズ・マンガ」が誕生した。

 

2013年には、日本に渡り、プロの漫画家のもとでマンガを学んだ。その後も、何人かの漫画家と交流を続けており、毎年、一年に一カ月は日本で過ごしている。これまで、トゥールーズゲームショウーなどに日本の漫画家を招き、コンフェランスなども行ってきた。

この9月に新しく入学した生徒数は、合計で28名。Kana、 Ankama、 Akata、 Kazé、 Ki-oonといった、フランスの主要なマンガ出版社とも提携をしている。今後、2020年までに、アニメ、シナリオ、コンセプト・アートの三つのコースも、順次、開設していく予定だ。 

 

ペリエ氏の夢は、マンガやアニメに留まらない。マンガの消費量がフランスでパリに次いで二位と言われるこのトゥールーズの街に、本格的な日本文化のエコシステムを築きたいと構想を練る。マンガ・アニメ博物館、アーティスト・レジデンス、ジャパンタウン、日本の温泉などなど。投資家や賛同者を募りながら、少しづつじっくりと実現していきたいと抱負を語った。

 

source : http://toulouse.latribune.fr/decideurs/entreprises/2017-03-29/avec-claire-pelier-l-ecole-de-manga-a-la-francaise-s-anime-a-toulouse.html